DIYの設計に必要な家具の【サイズ感】とは。
DIY設計で欠かせない家具のサイズ感について解説。収納家具、ダイニングテーブル、事務用机、椅子など、各種家具の標準的な寸法データを紹介します。

家具のサイズ感って?
前回、基本構造について紹介しましたが、その記事に「サイズなども適当ですので、実際の設計の際には、サイズなども十分に検討しないといけません。」っと、投げやりなことを書いてしまいました。収納家具などは、設置場所や収めるモノによってある程度のサイズが決まってきますが、椅子やテーブルなどはだいたいどれくらいのサイズ感で設計すれば良いでしょうか?
今回は、家具のサイズ感について。
収納家具のサイズ感
収納家具の場合は、収納するものに合わせて無駄なく最適なサイズにしたいですね。
書籍のサイズ
書籍のサイズは以下の通り。本棚などは収納する書籍のサイズ+2〜3cmの高さ、奥行きに設計すると、スッキリと収まり、使いやすいと思います。

本棚の場合、棚の幅も重要。書籍は結構重たいので、十分な耐荷重が必要です。幅が広ければ広いほどたわみが発生します。caDIY3Dの簡易たわみ計算を使えば、ある程度のシミュレーションが出来ます。
市販の棚の標準サイズ
市販の棚は、使いやすいサイズが研究されていて、おおむね以下のサイズに作られているようです。もちろんDIYで自分好みの棚を作るのに、制限はありません。天井いっぱい、壁いっぱいの棚を作っても全然問題ありませんが、引き出しの上限は参考に出来ますね。

ハンガーラックの標準サイズ
ハンガーラックは、以下のようなサイズ感が良いですね。肩から目線程度の高さにポールがくると使いやすいと思います。

カラーボックスの標準サイズ
カラーボックスもDIYによく利用される素材ですね。アレンジしたり、拡張するには、サイズをしっかりと把握しておく必要があります。標準的なカラーボックスのサイズは以下の通りです。

テーブル、机のサイズ感
ダイニングテーブルのサイズ感
ダイニングテーブルの高さはおおむね70cmで統一されています。奥行きは80cm以上で、二人以上が並ぶなら115cm以上が望ましいとされています。キッチンワゴンなど、ダイニングテーブルの高さに合わせて作ると良いですね。

事務用机のサイズ感
事務用机はJIS規格でサイズが決まっています。大きさは建築のモジュール割りに準拠しています。大きさだけではなく、下肢が収まる空間のサイズやファイルを収納する引き出しのサイズ等が規定されています。作業用の机等は75~80cm程度の高さの場合が多いです。学習机は事務用机に準拠したサイズで設計すると、広々として長く使える机になると思います。学習机で机の奥に本棚や電気スタンドを設置する例をよく見かけます。奥行きが少ないと十分な作業スペースが確保できない場合があるので注意しましょう。

椅子のサイズ感
椅子のサイズ感
椅子も座り心地が良いとされるサイズが大体決まっています。以下の図を参考にしてみて下さい。作業用の椅子の場合は、座面までの高さをプラス5cm(39〜43cm程度)して考えると良いようです。

また、キッズチェアは各部サイズの半分から2/3程度のサイズ感を目安にすると良いです。幼児向けの椅子なら、座面までの高さは大体15〜20cm程度になります。背もたれは若干、斜めになるように設計すると座ったときにリラックス出来ますね。

サイズ感はバッチリ?
ここまで家具のサイズ感を紹介しましたが、実際に自分で作る際はサイズに制限はありません。どうせなら隙間にピッタリ入る棚なんかを作りたいですよね。
そんなときに頼りになるのが『caDIY3D-X(キャディースリーディークロス)』です。

caDIY3D-Xは、誰でもカンタンに設計図が描けるDIY・リノベ専用のWindowsアプリ。3Dの木材や資材を、まるで積み木のようにマウスで直感的に組み上げて、オリジナルの家具デザインやレイアウト・シミュレーションを楽しめます。寸法を入れながら設計できるので、サイズ感の確認にもぴったりです。

意外と難しいサイズ感
作品を作るときに、結構、悩むのがサイズ感。大体これくらいの大きさだろう。と作ってみたら「もう少し小さい方が良かった…。」とか、「もう少し奥行きがあった方が使いやすかった…。」など、後悔するのはよくある話。サイズ感に失敗しないコツは、どれだけ使用状況をシミュレーションできるかに掛かってきます。
DIYで作った自分の作品であれば、サイズの調整も可能ですけどね。(作り直しレベルで無ければ…。)サイズ感について紹介しました。参考にしてみてください。





