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便利&アイデア★★★☆☆

防音ドア

自作防音室用のドアをつくりました。

防音ドア

作品の紹介

自作防音室用のドアをつくりました。
ネダノンを角丸の長方形でくり抜いてドア枠にすることで剛性を確保しました。
くり抜いたあまりをドア側に張り付けることでドア重量を稼ぎ防音性を上げました。
貼り付け部には1mm厚のEPEシートを挟んで振動の伝播の抑制を目論みました。
ドア枠の幅を利用してドアの合わせ部を面で構成して広い面積を確保し、その部分に合板を細く切ったリブをドアとドア枠から交互に周回させて合わせ、チャンバー構造をつくることで遮音することを目論みました。
リブ最外周はエプトシーラーでパッキンとしました。
モデルにはありませんがドアハンドルは引付力を確保するためグレモンハンドルを使用しました。
費用は3万円程度でした。
コストパフォーマンスを考えるとこの価格での防音性は最大限に引き出せたのではないかと思っています。
あとは防音性のさらなる向上やグレモンハンドルの廃止などによるコスト低減が今後の課題です。
ドア面寸法は1820x910の範囲であれば調整が可能なので必要に応じて変更してください。

防音室外観

外寸はW1820xD910xH2000程度になります。

リブによるチャンバー構造

ドア枠に構成するチャンバー構造の模式図です。
完全密着することは難しいので、すき間は空くことを前提とし、すき間と空間(チャンバー)を交互に通ることで音の減衰を目論みます。最後にエプトシーラーで密着させて極力すき間をなくします。

グレモンハンドル

ドアの引付力を確保するため、値段は高いですがグレモンハンドルを採用しました。

グレモンハンドル受け取付部

グレモンハンドルの受け部は高さ合わせのため合板と薄い杉板で現場合わせで調整しています。このために1,2,3ミリの杉板を用意しておきました。

防音性能

簡易測定ですが、防音室内部のスピーカーでホワイトノイズを鳴らして測定した周波数特性と、同じく防音室外部のドア前1mで測定した周波数特性を単純に引き算したものがこちらになります。まだムラはありますが全域にわたって30db程度の低減になっています。全帯域での音圧は91dbから50dbになっています。一般の防音性遮音性測定値とは測定方法が違うので注意が必要です。