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初心者向け庭造りDIY

【庭造りDIY】庭づくりの第一歩!おすすめの基礎とは?

フェンスやウッドデッキなど大きなものを作る際に必要な「基礎」について解説。DIYで比較的簡単にできる独立基礎(直接埋め込み・フェンスブロック・沓石・レンガ/平板)の種類と作り方を紹介します。

【庭造りDIY】庭づくりの第一歩!おすすめの基礎とは?
独立基礎フェンスウッドデッキ沓石庭造り

DIYで作るなら独立基礎が簡単

フェンスやウッドデッキなど、大きなものを作る際には「基礎」が必要となってきます。家を建てたことがある、あるいは建築を計画したことがある方なら、「ベタ基礎」、「布基礎」、「独立基礎」といった言葉を聞いたことがあると思います。 最近の新築家屋なら、ほとんどがベタ基礎と呼ばれる基礎を採用していると思います。では、DIYでフェンスなどを建てる場合の基礎はどうしたら良いでしょうか? 今回は比較的簡単な独立基礎について。

柱を立てる前に用意したい測定器具

柱をまっすぐ垂直に立てるには、水準器と呼ばれる測定器具を用意します。

水準器は、液体と気泡が入っている管で水平面を検出する道具。使い方は簡単で、測定したい柱などに押し当てて、気泡が真ん中に来ているかどうかで水平、垂直を確認することが出来ます。

基本的には水平・垂直・45度の3つを測れるものを持っておくとよいでしょう。

cainz.com

STS I型BOX水平器 SV300VM

水平・垂直を確認するための水平器(水準器)。柱をまっすぐ立てるのに使います。

柱をどの程度地面に埋めるのか?

柱を立てる場合、倒れないようにするためには、ある程度地面に柱を埋めないといけません。

目安としては地上1に対して地中部分は1/3程度必要とのこと。つまり、1mの柱を立てる場合は、30cm程度は地中に埋める必要があります。

では、2mの柱を立てる場合は倍の60cm必要?ということになります。理想はそうなんですが、現実的には40~45cm程度かなっと思います。

寒冷地では自治体により凍結深度という数値が決められており、この深さ以上の穴を掘って基礎を作っておかないと、冬場に基礎の下の土が凍って基礎を持ち上げてしまいます。 せっかく作ったフェンスや小屋が持ち上がってしまうと崩れて台無しです。寒冷地にお住まいの方は、大変ですが凍結深度を考慮した基礎作りをしましょう。

連続した柱を立てる時は間隔を狭めに調整する

ウッドフェンスなどで連続した柱を立てる場合は、柱の高さが高くなるほど、柱の間隔を狭めて調整すればよいですね。 風圧が心配な場合は控え柱という柱を追加で取り付けます。また、一直線のフェンスではなくL字やコの字の形状も検討してみて下さい。

直接柱を地面に埋める場合

地面に埋まる部分に防腐塗料を塗ります。 埋める必要のある深さ+10cm程度の穴を掘り、底に砕石を入れて突き固めた後、コンクリートを穴に流し込み、その上に柱を立てます。一つ一つの穴に基礎を作る感じですね。

柱を包み込むようにコンクリートを流し込む

基礎については以下のページもご覧ください。

関連記事【庭造りDIY】基礎作りの基本【工法】庭造りDIYの基礎作りの基本。地面の掘削から路盤材敷設、砂決め工法・ドライモルタル工法・ウェットモルタル工法、コンクリート地面の基礎まで、工法ごとに解説します。

柱を立てたら、柱の回りを包み込むようにコンクリートを流し込んで、柱を固定します。 コンクリートが固まるまでは仮の筋交いなどを取り付けて柱が傾かないように注意する必要があります。

穴を掘って、コンクリートを流し込むので基礎の形は穴の形状となってしまいます。 もっときちんと作りたいという場合は、コンクリート型を作る必要があります。 型枠用のベニヤ板を使う方法もありますが、ボイド管を型枠に使う方法が簡単。 ボイド管は紙で出来た丈夫なパイプで、ノコギリで簡単に切断出来ます。 穴の中に切ったボイド管を置き、その中に柱を立て、コンクリートを流し込みます。

ボイド管

フェンスブロックを使った独立基礎

柱を立てるためのフェンスブロックという製品がホームセンターで売られています。

フェンスブロックを使う場合はブロックが5cm程度、地上に突き出すような形でブロックを埋めます。こうすることで雨水の跳ね返りなどから柱を守り、柱を長持ちさせることが出来ます。

下の図は高さ45cmのフェンスブロックの埋設例です。

フェンスブロックの埋設例

フェンスブロックは入り口から底に向かってテーパー状の穴になっているので、90角の柱だと底まで届きません。(入り口は100角です)

フェンスブロックの柱入り口と底

ブロックを設置したら、柱の底面の位置までモルタルを充填した後に柱を挿入します。柱とブロックの間には隙間が出来ますので、緩く溶いたモルタルを流し込んで固定します。

底面の位置までモルタルを充填。柱とブロックの間には緩く溶いたモルタルを流し込む

ブロックの周辺は土で埋め戻しますが、水をくわえながら土を戻し突き固めていくと、土が締まってしっかりと固定できます。

木材の柱をコンクリートの2次製品に刺す方法だと木材の膨張で製品が割れる可能性があります。 確かに木材は水分を含むと伸縮しますので、そういった被害が発生する可能性があります。そういった可能性も認識の上で計画を立ててください。 また、フェンスなどを木材で作る場合は、(木材の種類にもよりますが)風雨にさらされると劣化(腐れ)や害虫被害の可能性も高いです。長持ちさせるには、水はけがよく、乾燥した状態を維持することが重要です。10年程度で作り直しとなる可能性もありますのでよく検討してみてください。

沓石を使った独立基礎

ウッドデッキやパーゴラなどの柱の場合は、沓石(束石)を使った独立基礎が考えられます。 基本はフェンスブロックと同じ設置方法で良いですね。穴を掘って底に砕石を敷き、その上に設置します。

沓石(束石)を使った独立基礎

レンガ、平板を使った独立基礎

比較的、地盤が安定している、または他の独立基礎の補助的な基礎の場合は、単に地面にレンガや平板を置くだけで基礎とすることも出来ます。 あくまで補助なので、重要な柱部分はしっかりとした基礎を作りたいですね。

平板を使った独立基礎例

基礎の配置をシミュレーションしてみよう!

基礎の上に立てるものによって違いますが、例えばフェンスを立てる場合、フェンスの柱の長さ、風当り、建物の位置なんかがポイントになってきますね。建物とフェンスが思っていたより近くて通れないなんて作った後で気づいても修正するのにはまた大変な作業をしないといけません。よい作品を作るには事前に準備が必要です。

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立体的な庭造りには不可欠な独立基礎【まとめ】

フェンスやパーゴラなど、庭に立体的な工作物を作る場合に避けては通れない基礎作り。地味で体力のいる作業になりますが、作品の良し悪し、耐久性に大きく関わってくる部分ですので、手を抜く訳にはいきませんよね。 独立基礎の種類も様々で適材適所。 独立基礎をマスターして、立体的な庭造りに是非チャレンジしてみて下さい!