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スライド丸鋸用治具【定尺切り】

スライド丸鋸用の定尺切り治具を作りました。同じ長さの複数の材を切るのに便利な治具です。

スライド丸鋸用治具【定尺切り】

作品の紹介

スライド丸鋸用の定尺切り治具を作りました。同じ長さの複数の材を切るのに便利な治具です。
 市販のサポートローラーと一緒に使用します。このサポートローラーは、ホームセンターで3,000円ぐらいでした。
 この治具は、スライド丸鋸に固定し、サポートローラーに乗せた『フィックスレール部』と、取り外し・
可動ができ、材の位置を微調整できる『スライドストッパー部』で構成されています。
 この治具を使って、ゲーム盤用の駒を作るのに、φ30㎜の丸棒から厚さ10㎜の駒を30個以上切断しましたが、簡単に精度もよく仕上がりました。

※図面ファイル(caDY3D-X)は、約74Mbyteあるのでアップロードが出来ません。クラウドサービスにアップロードしました(資格情報はキャンセルで入れます)。ファイルは、治具本体のみです。スライド丸鋸や作業台は削除しています。また、ファイルはフリーソフトの「7-ZIP」でデータ圧縮しています。「7-ZIP」で解凍して、ご利用ください。

画像1 設置状況

 スライド丸鋸本体のフェンスに合うような形状に加工し、6㎜皿ねじとナットで固定します。 この治具の反対側にも、本体のフェンスに合うような形状に加工した小型のフェンスを固定します。 作業台に市販のサポートローラーを設置し、この治具をのせます。 サポートローラーを上下させ治具のレベルを調整します。

画像2 治具の寸法

 スライドストッパー部の部材は、その位置と方向がお互いに干渉しあうので、正確にその位置に取り付けるよう注意しました。 スライドストッパー部のスペーサーの外形がφ8㎜なので、フィックスレール部の隙間は8㎜にしています。それで全体の高さは62㎜になっています。

画像3 フィックスレール部

 定規模様のマスキングテープを見つけたので使用しました。スライド丸鋸本体の鋸歯の位置から測って貼り付けました。スライドストッパー部の位置決め時に、おおよその場所にセットできるように利用します。但し、材質が紙製なので、長くはもたないと思っています。 フィックスレール部の長さは、白木板材 厚12×42×1820をスライド丸鋸の右フェンスの長さ分(170㎜)を切断した残りの長さ(1,650㎜)になっています。これで切り出し可能な材の長さは、約1,500㎜までです。最少の長さは約200㎜ですが、適当な端材を挟むことで、もっと短いものも可能です。

画像4 スライドストッパー部の材料

 スライドストッパー部の材料を記載しました。 図の右上の部材は、ワイヤーロープの端部を締めるための部品でオーバルスリーブというようです。これを2個と、アルミプレート2枚を金属用の接着剤で貼り付けました。オーバルスリーブの1か所の穴をφ6㎜の六角穴付きボルトが通るように金属用丸ヤスリで広げています。 フィックスレール部の溝を通過するボルトにスペーサーをはめて滑りよくしました。

画像5 スライドストッパー部の写真

【写真上】金属の角による周辺へのダメージを防ぐため、ボルトキャップをはめています。【写真下】転写シールもしてみました。

画像6 材の切断

材をセットし、鋸歯を下げ、墨線に合わせます。「画像7 調整手順」を参照ください。サポートローラーがあるので、材が滑りよく位置の調整が非常に楽です。

画像7 調整手順

  1. スライドストッパー部を定規模様のマスキングテープの目盛りを利用して、目標の長さプラス10㎜程度の位置に移動させます。2. 蝶ボルト【B】は緩めたままにします。3. 六角ボルトつまみ【A】を締めて金属部分を固定します。4. 六角穴付きボルト【C】を六角レンチで回して、木製のストッパー部に材を密着させ移動し、鋸歯の位置に材の墨線を合わせます。今回製作した治具では、六角穴付ボルト【C】の1回転で0.5㎜移動します。移動の幅は、最大15㎜程度です。これで材の送りが微調整できます。5. 蝶ボルト【B】を締め、スライドストッパー部を固定します。6. スライド丸鋸のバイス装置を締め、切断します。

画像8 複数の材の切断

2本目以降は、材をスライドストッパー部に密着させてセットし、次々に切断していきます。